インターネット創世期を思う②

前回第292号「インターネット創世期を思う①」からの続き

この検索上位のカテゴリーと商売のカテゴリーを繋いでなんとかならないかと思い立ったのが98年。もたい看板店のネット商売部門でも置いてみようかと思い、発送可能なポスター看板を商品にしてみたところすぐに注文が入ったのです。
しかしこんなに簡単に商売ができるのかと思ったのは最初だけで、その後一年以上注文は全く無し。こういうのをビギナーズラックというのか?いや、まだネットの世界で商売することが難しいということなんだと言い訳も。

翌年2000年になり、遂に遊び心ある在京テレビ局が、その顔出し看板ネタを、朝の情報生番組で二年連続取り上げてくれたのです。

やはり全国ネットの情報発信力は凄く、その後、顔出し看板はおもしろネタで様々な人気番組企画や各地の情報番組にも取り上げられました。

そのおかげで全国からの依頼がさらに増えて、観光地の他に企業のPR用、さらにイベントでの企画用などの需要もあって来客者に好評であるというお話を聞くのが楽しみにもなっています。

全国各地に設置された顔出し看板の写真を紹介した展示会も開催しました。(新茶屋様・ギャラリーBORにて「いい日、顔ハメ展」2010年)

六本木

現在、携帯写メが普及し顔出し看板は定番の撮影アイテムとなっています。
そして先日の発送先ですが、今年初の顔ハメを東京ミッドタウンである六本木の不動産さんに納品させていただきました。
これからも楽しい看板の依頼を全国から待ってます。

もたい看板店 罍 貴秀

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