微笑仏の木喰(みしょうぶつのもくじき)さん・・・・高橋章作品展~木喰仏を描く、撮る~によせて

e-こってニュースをご覧の全国の皆様、こんにちは! こんばんは!
全国的に、天候不順の春も終わり、ようやく、柏崎も、5月14日ごろから、良いお天気の日が 続くようになりました。
e-こってニュースがはじまってから、早くも?5回目の登場となります!!
中越地震・中越沖地震に続き、全国の皆様方から、多大なるご支援・ご激励をいただきまして、 心より感謝申し上げます!!
「まだまだ柏崎!!もっともっと柏崎!」を今後ともよろしくお願いいたします。

柏崎の新橋にある「游文舎(ゆうぶんしゃ)ライブラリー」で、5月15日(土)~23日(日)まで、「高橋章(あきら)作品展~木喰仏を描く、撮る」が開催されています。
木喰仏おりしも、2010年は木喰上人(もくじきしょうにん)没後200年に当たり、(社)新潟県観光協会が、「うまさぎっしり新潟」観光通信でも、大体的に取り上げており、皆様の中でも、拝見されていることと存じます。

木喰上人は、1718(享保3)年、山梨県下部町に生まれ、1810年(文化7)年、93歳 の生涯の中で、45歳で「木喰戒(もくじきかい)」を受けた後、日本各地を旅し、千体以上の仏像(いちょうやけやきの木の手彫り)を彫られております。

新潟には、64歳からの4年間、85歳からの4年間、滞在され、全国で確認されている約620体の木喰仏にうち、約260体が存在しています。

特に、米寿を迎えた2度目の、越後での木喰仏は、その後、「微笑仏(みしょうぶつ)」として、木喰上人の 円熟期の作品として、優れた傑作が多いとされています。

また、30体を超える大群像が、新潟県の4か所のみに、存在しているのも、わが新潟の風土・人情が「水にあった」証拠ではないでしょうか!!

枇杷島・十王堂の「葬頭河婆(しょうずかば)」像当柏崎刈羽地方でも、83体が存在し、市立博物館には、枇杷島・十王堂の「葬頭河婆(しょうずかば)」像をはじめ、4体が展示されています。

さて、私の叔父の中村藤和さんの同級生、高橋章さんは、昭和16年柏崎市新道の生まれで、NHKの美術カメラマンとして、世界各地をロケし、数多くの芸術家のアトリエを撮影し、「日曜美術館」「土曜美の朝」の番組を山根基世アナウンサーとともに手がけられ、定年退職後、「TOU映像プランニング」を立ち上げられ、今日に至っておられます。

長いカメラマン生活の中で、絵画にも目覚め、自ら、油絵に取り組まれ、今回、数多くの木喰仏を描き、その力作を展示されております。
また、高橋さんのDVD「木喰仏に曳かれて」(50分)(販売価格¥1,000)も、すばらしい映像の数々で、見るものを虜にしてしまいます。

高橋さんは、昨年2月に続き、2回目の個展開催ですが、柏崎の誇る「綾子舞」の映像保存にも取り組まれており、益々の活躍を心から祈念する次第です。

個展開催
興味のある方は、「游文舎(ゆうぶんしゃ)ライブラリー」にお出かけになって、高橋さんにお会いしてみたら いかがでしょうか!

中藤商店 中村 藤浩

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