- 2007-9-1
- eこってニュース
「e-こって柏崎」にアクセスしていただいている皆様!!お元気ですか!?
大変にご無沙汰をいたしましたが、こちらは元気になりつつあります!!
7/16(月・祝)10:13分に発生した悪夢の「中越沖地震」から50日が経とうとしております。
早9月の声を聞くところとなりましたが、「柏崎大震災」といっても過言でない震度6強の地震は、いっぺんに「美しい柏崎」のまちの姿を破壊し、今なお「瓦礫のまち」の様相であります。
多くの住宅の破壊、電気・水道・ガスのライフラインの寸断等、大変な事態となり、災害支援隊の皆さん・自衛隊の皆さん・ボランティアの皆さんの多くの方々のご尽力と励ましによって、早期に復旧がなされ、今、通常の生活に戻りつつあります。
しかし住宅の被害にあわれた方々の1200戸もの仮設住宅への入居、罹災証明発行への長蛇の列を拝見するに当たり、この「柏崎の復興」に何年の月日がかかるのかと、心を痛めずにはいられません!!
かつて、明治時代初頭の『柏崎県』から「石油産業の柏崎」「機械産業のまち」「エネルギーの都市」へと、柏崎の先人は『陸の孤島』からの脱却をかかげ、信越本線の開通、米山大橋の完成による国道8号線の発展、北陸高速道の3つのインターチェンジの開通、柏崎刈羽原子力発電所の誘致等、海に面しながらも、冬になると豪雪地域となる『ふるさと柏崎』の発展に尽力をつくされてきました。
そして、美しい日本海の海岸線と海水浴場・霊峰「米山(よねやま)」、八石山、黒姫山の刈羽三山・国指定重要無形民俗文化財「綾子舞」の里・鵜川等、雄大で繊細な自然を生かした海・山の観光にも力を入れてきましたが、今回の風評被害にはこころが痛みます。
今の現実をしっかりと見つめ、柏崎刈羽の市村民が、心をひとつにして、この難局を乗り越えて、またも「陸の孤島」からの脱却をはかるべく、大局的な対場に立って、力をあわせて、「21世紀のまちづくり」に取り掛からなければなりません。
国内外の皆様がたの心からのご支援とご協力に感謝して、やわやわとがんばっていきましょう!!
「まだまだっ柏崎!!~もっと!もっと!柏崎!!」
中藤商店 中村 藤浩