超高齢社会に向けてマシンによる筋力トレーニングは必要不可欠か?

笑足ねっと5/10(火)に衆院を通過し、今国会で成立する見通しの「介護予防サービス」導入を柱にした介護保険法改正案について考えてみたい。

次の資格をご存知だろうか?

「介護予防主任運動指導員」「介護予防指導士」「シルバーリハビリ体操指導士」「健康生活コーディネーター」「介護予防運動管理士」「転倒予防運動指導士」等・・・

これから介護保険に適用される介護予防サービスに携わるために自治体やNPO、民間で認定している資格である。

「このような資格を有する方々のサポートのもとでないと要支援や要介護の対象となる高齢者に対するマシンによる筋力トレーニング(パワーリハビリテーション)は安全が確保できないのかな?」という逆に不安を抱く方もおられるのでは・・・

5/15(日)22:10~24:00 BS1 世界潮流2005「老化との闘い」~超高齢社会をいかに生きるか~の中でも自立した日常生活を持続するために、いかに運動器(体を動かすしくみ)の元気を維持していくかに関して北欧や日本の取組みが取り上げられていた。

私が感じたこの番組の本質は「生きがい=やるべきコトとやりたいコトが一致している状態」というコトバであった。

その人なりの・その人らしい人生(ライフステージ)において、少し生活機能が衰えて介護認定を受けると画一的で受動的なマシンによる筋力トレーニングのみが運動の選択肢となるような介入がもたらす弊害が今後継続性等の成果とともに議論されていくことだろう。

心も体も自立 がんばりたいです がんばりたいですひとつの指標としての老人医療費の減少にだけ目を奪われないようにしなければと改めて実感した。

一人ひとりにとっての「自分らしく感じるQOL(生活の質)の改善・向上」がお金に換算できない最も大切な観点のように最近は考えている。

このように「健康体力づくり」に興味を持って常にアンテナをはっている私自身は、この5/1(日)-5/5(木)(横浜国際プールにて)「第2期高齢者体力つくり支援士ドクターコース:(財)体力つくり指導協会」の資格取得講習会を受講してきた。

その中で学んだ「健康支援学(熊谷秋三教授;九州大学健康科学センター):△自らの健康は自らで守る→◎人々が健康問題を自分でコントロールするための社会的なレベルでの取組み」にて、地域社会における【運動継続への仕掛けづくり】の必要性が再確認でき、これまで進めてきた当社の第二創業としてのビジネスモデル構築にさらに弾みがついたように感じている。

詳細は下記URLをご参照いただけると幸いです。

【笑足(わらかし)ねっと:http://www.warakashi.net】

Successful Aging:Vitality Aging:「老いが楽しめるよう、人生の最後まで仲間に恵まれ、かつ身体的に精神的にも自立していることである」

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