春よ

雪割草春です。新年度がスタートしました。

小学校も新学期を迎え、汗ばむほどの陽気にめぐまれた昨日、入学式があったようです。

黄色い帽子をかぶり、体に不釣り合いなランドセルをかついだ新一年生の歩く姿が、とても微笑ましく春を感じさせてくれました。

この冬の大雪のせいで、桜の開花は例年より遅くなりそうとの見方が多いですが、お花見シーズンの日曜日が近づくと、私は少しブルーになってきます。

それは地域の春祭りがやってくるからです。春祭りなのだからさぞ楽しそうと思いきや、実はこれがハード。

地域の全戸を、獅子や天狗に笛太鼓のお神楽を率いて回るのです。

早朝5時頃から準備し、6時に神社を出発(そんな早くに迷惑と思いつつ)。3つの班に手分けするのですが、年々戸数は増えるばかり、全戸を回り終えるのは4時頃になってしまいます。

その間移動はほとんどかけ足。

春ですつくしですしかもお神酒やふるまい酒を頂いてまた走る。かけ声も奇声に変わりつつ、ヘロヘロになって毎年数名途中ダウンします。

この疲れは最低でも一週間は引きずってしまいます。

という訳で、毎年桜のピークの日曜はじっくり腰をすえてお花見できないのです。

それでも、時おり爽やかな風に吹かれたり、白い米山さんを眺めたり、道端の草花など自動車からではわからない風景に春を感じる楽しさを見つけながら、地域の風物詩の1日を、今回も元気に走り回ります。

現在参加者探し中。私事ですいません。

(有)三巧製作 小熊 慎悟

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