- 2004-4-11
- eこってニュース
当地方は今が桜の満開の時です。
市内を車で走るとあちらこちらに桜の花を見ることができます。
車の窓を開けて走ると澄んだ空気と花の匂いがして、なにかすがすがしい気持ちになれます。
私にとってはこの季節が一番すきです。
なぜならば山の小さな命が育ち始めるからです。そして山菜を取ることが大好きだからです。
ぜんまい、ウド、ワラビなどいろいろな物がこれから芽をだして来るからです。
とれたての山菜は最高もちろん夕食の料理へ。
日本酒との相性ばつぐんだね(もちろん当店自慢の越後藤兵衛)で一杯。
気持ちいい・・・
米山さんは、まだ残雪におおわれ、まだまだ白くそびえています。
田植えの季節を教えてくれる「鯉型」※は、まだ現れませんがあと一、二週間くらいで姿をみせることでしょう。
農家にとっては待ち遠しいと同時に、いそがしい季節になることでしょう。
※雪解けとともに山の地肌が出てくると、残雪または黒い地肌が人や動物などの形を描き出しますこれを雪形(ゆきがた)といい、米山にも北面にコイガタ(鯉形)や人物像の雪形が現れます。
鯉形は田植えの目安に、人物像はスジマキジイサンなどと呼ばれ、スジマキの目安にしていたといいます。
ふるさとの山米山が、生活の基礎である農作業の指針にもなっていたといえるものです。
白井酒店 白井 政志