- 2010-8-19
- eこってニュース
米山福浦八景は柏崎の観光案内で必ず紹介されていますが、陸からではその名にある八つの美しい景観を見ることはできません。
それでは、柏崎港から毎日出航している遊覧船に乗船してみましょう。
観光遊覧船『はまなす』は港の中にある施設『夕海』で毎日受付しており、朝9時から夕方4時まで定期運航しています。乗船すると冷房のきいた客席で快適に景色を楽しんだり、後方のデッキに出れば心地よい潮風を感じながらスクリューのつくり出す波紋を見ながらの航行もクルージングの醍醐味でもあります。
出航すると港の灯台に向け一直線に進み、長い堤防を抜けると佐渡を見渡す日本海が一気に広がります。
まず最初に見えるのは番神岬。
東の輪のロングビーチ、柏崎マリーナを過ぎ、鬼穴のある鯨波海水浴場ではたくさんの浜茶屋が並んでいて海上から見るのもおもしろいものです。
次に薬師堂を過ぎるとそこからがなかなか陸上から見ることのできない景色が始まるのです。
ワニ岩、ビョーブ岩、だるま岩、象岩、そしてコウモリが2万頭生息するという 福浦猩々洞に着きます。(ここで遊覧船は速度を落として接近してくれます)
夏でも涼しげな洞穴のあるこのあたりが鴎ヶ鼻で、真上に恋人岬があります。
この岬を過ぎると、柏崎の代表的な名所の米山と米山大橋、弁天岩のある景色が一望できます。
さらにもう少し先を航行して青海川駅の海上まで行きます、そこに見えるお弁が滝を眺めて折り返しです。
もう一度帰りの同じコースで見損なった景色を眺めることができるのです。
残暑厳しいですが、夏の想い出に海の柏崎『米山福浦八景めぐり』はいかがでしょう。
観光遊覧船『はまなす』1日5回出航(8月中出航、9月はお問い合わせ)
午前9時30分発~最終4時発
乗船料金 大人 1,500円 0257-32-2605
もたい看板店 罍 貴秀