- 2010-7-29
- eこってニュース
久々のeこってニュース、何かないか~?ってことで、ちょっと個人的なお話です。
柏崎に嫁して、今年で9年になります。
実家は上越市ですが、やっぱりちょっと離れていることもあり、友人ともなかなか会えなくなってしまいました。
結婚当初、なんとか柏崎になじみたいなあと思い、勤労青少年ホームのゴスペル講座にいってみることにしたのです。
なぜゴスペルなのか?
いとこがゴスペルを歌っていたのを聴いて、一度やってみたいと思っていたからです。
最初は知り合いもなく一人で通っていたのですが、何回か通ううちに同い年くらいの女性に声をかけてもらいました。
「今度歌う機会があるんですけど、よかったら一緒にいかがですか?」とのお話。
当日、ちょっとドキドキしながら、かなり遅れて行ってみると、ほかに4人の方がいました。
1、2回合わせてから、本番にのぞんだのでした。出来はともかく、人前で歌うこと、少人数でハーモニーを作ることの楽しさを味わいました。そこで、その時のメンバーのうち、ほぼ同い年の女性4人でグループを作ったのです。「ハモ姐’s(はもねえず)」の誕生でした。
あれから7年半、あちこちで呼んでいただき、たくさんの場所で歌わせていただきました。
コミュニティのイベント、小学校の音楽祭、音楽のイベントと、多種多様なところで下手なりにご披露させていただいたのです。緊張することが多かったけど、おかげで色んな出会いがあり、とても充実した日々でした。
大きな声で歌うことは、色んな事を発散できます。
そして音が合った時の感動や充実感は、とても一人では味えない醍醐味がありました。
そんな「ハモ姐’s」も、今年、ひとつの節目を迎えました。
メンバーの事情による長期活動休止です。
でも、いつか、「ハモ婆’s(はもばあず)」になっても、また4人で歌いたいと思っています。
結婚して、30代を過ぎてから、大事な仲間ができたことにとても感謝しています。
あの時、ゴスペル講座に行ってよかった。
そして、声をかけてもらった時、勇気を出して行ってよかった。
人との出会いや縁は、どこにあるかわからないものです。
これから、生まれた場所から離れる方にはぜひ、色んな場所に顔を出すことをおすすめします!
そして、スッキリしたい方には、大声で歌うことをおすすめします!
洋服のヌノカワ 布川 郁子