日本酒の季節、到来! 【リニューアル第1号!】

厳しかった残暑も、9月に入った途端、急に涼しさを覚え、秋近しを感じさせます。
只、いよいよ一年中その存在価値がある新潟の日本酒ですが、特にこれからは最高のシーズンを迎えます。
日本人がどんなに欧米化しようとも、私たちが口にする食の大半は和食のはずです。
新潟の日本酒そしてそれには何といっても日本酒が良く合います。味覚の秋から、脂の乗った魚がいっぱいの冬の到来は、考えただけでよだれものです。
日本海の恵みから鯛や平目、マグロ、甘エビ、鰹、アジなどの活きのいい魚を刺身にタラ、キンキ、さば、カレイ、のどぐろの煮つけや焼き物とくれば、日本酒を人肌に温めてキュッと、山、里からの恵みできのこ料理に、たまに松茸にお目にかかれば薄焼きにして冷酒をキュッと、贅を尽くさなくても冷奴や湯豆腐、里芋の煮ころがし、ごぼう・レンコンのキンピラに海山のコラボのブリ大根、茄子やこんにゃくの田楽、粋に蕎麦をすすりながらチビリチビリと、酒の肴そして冬本番には旬の魚介類に肉・野菜がたんまり入った鍋料理が待ち受けています。
蓋を開ければまさに『うわ~宝石箱や~』
他におでんや鮭の粕汁などハフハフしながら口に放り込み、これまた旨い日本酒をグビリ、堪りませんね。
このように、それぞれの旬のものや、季節の料理と交わり合いながら織りなす風流さは、日本人が忘れてはならない日本の粋さなのであります。

そしてその風情はウイスキー、焼酎(特に酒というよりも化学アルコール入りの大容量の透明なPETボトル)、ビール(特にビール味がするだけの発泡酒、雑酒)などでは、ちょっと招き得ない本物の新潟の日本酒ならではの境地です。
また、ただ飲むだけでなく酒器やお猪口にもちょっとこだわって、名月や紅葉をはたまた雪を見ながら日本酒をじっくりと味わえば、至福のひと時が待ってます。
その時は日本人であることを改めて感じ、やっぱ日本は最高って気分になります。
また料理との相性ばかりでなく昔より〝ハレ〟の日や祭りなどで重宝され人間関係の潤滑油として大きな役割を担っています。
日本酒と料理その他にも日本酒がもつ素晴らしい効能には、一日疲れを癒すストレス解消・美肌効果・がん予防・老化、ボケ防止などの健康にもいいんですよ。
(但しあくまでも適度な飲酒が基本ですけど・・・)
新潟の地酒は、高いと思われている方もいるかと思いますが普通酒(昔でいう2級酒クラス)なら一合にすれば170円~220円(たばこより安い)で楽しめますし、当店が取り扱っている蔵の酒は高精白でしっかり造ってありますので冷でも燗でもバカ美味く飲み飽きしません。

その当店お薦めの晩酌酒は、「壱乃越州」「弐乃越州」「清泉・雪」「八海山・普通酒」「久保田・百寿」「麒麟山・ときかぜ」「越のかたふね」「天神囃子」等など。

特に20代、30代のご夫婦に日本酒で晩酌をするライフスタイルを取り入れてみてほしい

『お前も一杯どうだ』

『あら☆女房酔わせてどうするつもり』

な~んて夫婦円満、家内安全、無病息災間違いなし。

最後に、「酒に十徳あり」すなわち日本酒と上手につきあえば「礼を正し、労をいとひ、憂いを忘れ、鬱をひらき、気をめぐらし、病を避け、毒を消し、人と親しみ、縁を結び、人寿を延ぶ」(江戸時代の文人・柳沢淇園)
・・・である。

日本酒万歳! by てぬぐい王子

三清酒店 三井田 則雄

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