- 2006-9-1
- eこってニュース
昼間はまだ暑いものの朝晩は随分過ごしやすくなってきた今日この頃です。
蝉の合唱が終わりに近づき、鈴虫やこおろぎなど秋の虫のさえずりが心地よい季節となってきました。
今日から9月、いよいよ秋本番です。実りの秋、食欲の秋、読書の秋……。
いろいろな形容詞のつけられる季節ですが、皆様にとってはなんの秋ですか?今回は私も関わっている、芸術の秋の話題をご紹介いたします。
柏崎フィルハーモニー管弦楽団という団体を、皆さんはご存知でしょうか。
よく柏崎市吹奏楽団と間違えられるのですが、全くの別団体なのです。
吹奏楽団が木管楽器(クラリネット、フルートなど)、金管楽器(トランペット、ホルンなど)打楽器で編成されているのに対して、管弦楽団(オーケストラ)は木管・金管・打楽器+弦楽器(ヴァイオリン・チェロなど)で構成されるところが大きな違いでしょうか。
その柏崎フィルハーモニー管弦楽団は、平成元年(1989年)に設立された県内4番目のアマチュアオーケストラです。
市制50周年ではカンタータ「美しい星のための」、市制60周年には音楽劇「越佐」に出演。
また市内小学校や村上市・十日町市など市外への出張演奏をするなど、大小様々な演奏会を開催してきました。
今年も今月15日に養護学校にて演奏いたします。定期演奏会は昨年までに14回を数え、今年は区切りの15回目を10月9日14時より、柏崎市市民会館で開催することにしております。
今回の定期演奏会では普段はクラシックを聞かない人たちにも馴染みのある曲を選曲しました。
ベートーヴェン作曲交響曲第5番「運命」といえば、冒頭の有名な部分は知らない人はいないでしょう。
またロッシーニ作曲歌劇「セビリアの理髪師」序曲も学校の音楽の授業では必ず出てくるポピュラーな曲です。
そして今回の目玉になるのが、ショパン作曲ピアノ協奏曲第1番。有名な演歌曲を思い浮かべる、懐かしい旋律を奏でる曲です。
このソロを務めるのが、まだ無名ではあるものの新進気鋭の若手ピアニスト安齋周(あんざいあまね)さんです。この写真は一昨日の練習の風景です。
演奏者は皆アマチュアですが、音楽を愛する気持ちは決してプロにもひけをとらないですよ。
私もステージの隅っこでヴァイオリンを弾いています。
そこで皆さんにお願いです。
是非とも私たちの演奏会を聞きにきて欲しいのです。
昨年からお世話になっている指揮者の丸山先生の指導のお陰で、以前よりレベルの高い演奏をお聞かせできることと思います。
入場料は大人1000円、市民会館などで前売券を取り扱っています。
高校生以下は無料ですので、ご家族で是非お出かけください。
秋の昼下がり、少しいつもと違うひと時をすごしてみませんか?
(有)栗林商店 栗林 康裕